てれびだいすき

140字ではおさまらなかったつぶやきを吐き出すところ

国民祭典の嵐さん

2019年11月9日、天皇陛下のご即位をお祝いする国民祭典が開かれました。

嵐さんを好きになって約半年、番協や展覧会など数々の申込みをしては落ちていた私はこの嵐さんが奉祝曲を歌唱するという式典にも数打ちゃ当たるの精神で当然のごとく軽い気持ちで申込みました。

申し込んだ事すら忘れかけた10月17日の夕方、会社から帰る前に何の気なしに覗いたメールに「国民祭典ご当選のお知らせ」の文字が…!

当選…当選………ととと当選?!?!

「当選」の二文字を咀嚼するのに数秒、会社のPCの前で固まる私。


なま嵐さんに会える…一生会えないと思ってたなまの嵐さんに…!




そしてむかえた11月9日、嵐さんに会うために東京へと旅立ちました。

皇居に着いたのは15時過ぎ、駅から出るとそこにはたくさんの人で溢れ帰った道路。

その列に並んで粛々と歩みを進め会場に到着。本人確認を済ませて渡されたのは国旗と提灯とプログラム。
人生初の国旗振るやつや…とひとり静かにテンション上がる私(笑


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約2時間、じっと座って開会をひたすら待ち、17時頃いよいよ司会の谷原章介さんと有働由美子さんが登場して式は始まりました。

芦田愛菜パイセンの人生何回目?ってなる素晴らしいスピーチや太鼓、雅楽の演奏に続いて両陛下お出ましのアナウンスが。
提灯に灯をともし、国旗を振って両陛下をお迎えしました。
両陛下とも穏やかなお顔です。


そしていよいよ奉祝曲の披露。


演奏する人や作詞を担当した岡田さん、作曲を担当した菅野さん、ピアノの辻井さんなどが紹介されるなか、嵐さんだけは紹介されるも姿を見せず…(どんだけ焦らすん?)


Ray of Waterと名付けられた組曲はオーケストラが演奏する第一楽章「海神」、第二楽章は辻井さんがピアノ演奏する「虹の子ども」、そして第三楽章が嵐さん歌唱の「Journey to Harmony」の三部構成です。指揮は菅野さん。


重厚なオーケストラの演奏からピアノの軽やかな調べに続き、いよいよ嵐さんが登場!子供たちの間をモーセ十戒のごとく割って相葉くんを先頭に並んで出てきた5人の緊張しつつも凛とした表情に早くもグッと来る私。


なんせステージがどこなのかも判別できないほどの場所だったのでモニター越にしか確認できない。


結局なまの嵐さんが見れたのかと言うと答えは否でした。


しかしながら5人の歌声が皇居の空の上に広がり、その場にいた人やテレビで見てた人たちを魅了したのは間違いなく感じることができました。


私はといえば嵐さんが登場してから歌唱が終わるまで微動だにできずにただただ歌声を聞き、目に焼き付ける事しか出来ませんでした。


素晴らしいパフォーマンスだったと思います。嵐さんを好きになって良かったと誇りに思いました。


歌唱が終わった時に5羽の鳥が飛び立ったとtwitterで見ましたが、私のいた席からもそれは見えました。
あまりのタイミングに演出か?と思ったくらい。
そんな自然的演出も起きるほど、あの瞬間は神がかっていたと思います。そんな空間に居られたこと、それこそ奇跡…


人生初めての国旗を振ったり、提灯振ったり、万歳三唱したり、歌を聞いて鼻の奥がつんとしたり、もう本当に貴重で幸せな時間でした。


両陛下もとても穏やかなお顔で見守っておられてそのお姿をモニター越しであれ拝見できたことも私の宝物となりました。


万歳三唱に関してはあまりのエンドレスさにネットの反応は微妙なものでしたが、現場では(これで最後か…?)からの「天皇陛下ばんざーい」ってなって(またかい!笑)って感じでコールの度に笑いさえ起こってたくらいなのでとてもほのぼのしてました笑


1万人の募集に対して47万人以上の応募があったとの事で、もうこれで私の一生分の運は使い果たした感がありますが、嵐さんが名実ともに国民的アイドルとなった記念すべき日にその場に居られたこと、おばあさんになった時に語れるいい経験ができたと思っています。



「Journey to Harmony」、とても素敵な曲ですね。

菅野さんがメロディを生み出し、岡田さんがことばを乗せ、辻井さんがピアノで彩を添えて、嵐さんが命を吹き込んだ、そんなたくさんの人の陛下をお祝いしようという想いがつまった素晴らしい曲だと思います。

これぞまさに「奉祝曲」。

この瞬間、この令和の時代に生きていることそのことを肌で感じられた、そんな国民祭典でした。


なま嵐さんには会えなかったけど、そのチャンスはのちのお楽しみに取っておこう(希望は捨てない!

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