「大野くん」と「可愛い」について考える
日々大野くんに対し「可愛い」だの「あいくるしい」だの「顔が良い」だのと叫んでるオタクですが、ふと冷静に考えてみると今年40になる成人男性に対して失礼なのではないかということに思い至った。
本人は「可愛い」と言われることに対してどう思ってるんだろう?
そもそも可愛いとはどういう感情なのか??
ここである日の私の思考を辿ってみます。
その日私は「新・日本男児と中居」という番組を見ていました。
テレビを視聴するときはTwitterのTLも同時に追うのですが、ハッシュタグ付きのTLを見るとそこには「中居くん可愛い!」「激マブ!!」「お目目くりくり!」「可愛いすぎて死ぬ」など私がよく呟く言葉の羅列が。
しかしそのツイートをみた私の頭の中は(可愛い・・か・・?)と疑問詞がいっぱいうかんでしまいました。
中居くんといえば天下のSMAPリーダーにして今やMCとしての腕は超一流、現在47歳の立派な成人男性。
たしかに顔立ちは可愛い方だし、声も高く同世代の男性に比べれば全然可愛い部類ではある、あるが、しかし・・・
ここで私はふと我に返った。
もしかして大野くんもファンじゃない人からみたら全然可愛い対象ではない・・のか・・?
冷静に考えれば当たり前である。
今年40歳になる成人男性(2回目)の形容詞が「可愛い」であることはある意味異常。
では「可愛い」の定義とはなにか。
小学館デジタル大辞泉によると
① 深い愛情をもって大切に扱ってやりたい気持ちである。
② 愛らしい魅力をもっている。主に、若い女性や子供・小動物などに対して使う。
③ 幼さが感じられてほほえましい。小さく愛らしい。
④ 殊勝なところがあって、愛すべきである。
⑤ かわいそうだ。いたわしい。ふびんだ。
ということらしい。
まず「① 深い愛情をもって大切に扱ってやりたい気持ちである。」
その通りである。大野くんに対する気持ちとして最も持ち合わせているといっても過言ではないほど私たちファンは彼を大切にしたい、守りたいと思っている。
当てはまる。
次に「② 愛らしい魅力をもっている。主に、若い女性や子供・小動物などに対して使う。」
対象さえ違えど愛らしい魅力ときたら大野くんに勝るものが他にあろうか??
そして時に子供のように振る舞い、小動物のように怯える姿さえ見せる大野くんなのでこれについても当てはまる。
③ 幼さが感じられてほほえましい。小さく愛らしい。
こちらも②で語ったように子供や小動物の微笑ましさを持ち備えているし、嵐の中では一番ちいさい。
当てはまる。
④ 殊勝なところがあって、愛すべきである。
殊勝とは心掛け・行いなどが、けなげで感心なことらしい。大野くんはけなげ。その行動のすべてに感心する。
当てはまる。
⑤ かわいそうだ。いたわしい。ふびんだ。
嵐にしやがれのデスマッチでダントツに低い正解率(注:わたし調べ)を誇る大野くんはもちろんご褒美も食べられない機会の方が多い。
その姿はふびんである。
当てはまる。
なーんだ、全部当てはまるじゃん。
大野くんを可愛いと思うことは正当な感情だったことが証明されました!
ドンドンパフー!!
しかしながらこの感情はどこから対象を見るかによって変わる。
私は中居くん沼の住人ではないので村の外からみると(可愛い・・か・・?)という感情になるが、大野くん沼の住人なので(ぎゃぼー!かわいいいいいいい!!!)と荒れ狂う。
きっと中居沼からみると大野くんは全然可愛い対象ではないんでしょうね・・?
うん、わかる、私もそうだもん。
フィルターがかかっていることは自覚している。
でもそれでいいのだ!(突然のバカボンのパパ)
自分の沼の神を崇めてこそ沼の民。
そっと隣の沼の民が荒れ狂ってるのをみて微笑み合うのがオタクの醍醐味というものでしょう。
なので私はこれからも声高に叫ぶ。
「大野くんが可愛いいいいいいいいいいい!!!!!」と。
結論:「大野智」が「可愛い」のは正解。正論。正義である